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石見銀山は、戦国時代後期から江戸時代前期にかけての日本最大の銀山。鉱脈は石見国東部、現在の島根県大田市大森の地を中心に広がっていた。日本を代表する鉱山遺跡として1969年(昭和44年)に国指定の史跡に登録された。2007年に、ユネスコの世界遺産への登録が決定された。
石見銀山の採掘方法の特徴は、山を崩したり森林を伐採したりせず、狭い坑道を掘り進んで採掘するという、環境に配慮した生産方式である。
このことが21世紀が必要している環境への配慮がすでにこの場所で行われていたとして、UNESCO世界遺産委員会委員の反響を呼び、世界遺産(文化遺産)としての登録が満場一致で正式に決定された。日本の世界遺産登録としては14件目であり、文化遺産としては11件目、産業遺跡としては日本国内初の登録となる。
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